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タスペーサーの種類と特徴、単価

タスペーサーは屋根の縁切りに使用される道具です。スレート瓦のカラーベスト、コロニアルなどの屋根では塗装をした際に屋根と屋根の隙間を塞いでしまうことがあります。すると雨水などが逃げる場所を失い、雨漏りなどの原因になってしまうため、タスペーサーを利用して隙間を確保します。

タスペーサーには02型、03型の2種類があり、02型は初期型とされていて03型よりも反発力が小さいという特徴があります。反発力が小さいと隙間を確保しづらいため、縁切りをしていても隙間が塞がってしまう可能性があります。

一方、03型は02型の改良版と言えるもので、反発力がより高くなっています。そのため02型と比較して隙間をしっかりと確保でき、高い効果を発揮してくれます。クッション性も強化されているため耐久性も高く、さらに脱落を防止するための爪も着けられているのが特徴です。

このように、03型の方があらゆる面で優れているため、基本的にはタスペーサーは03型を使用するのが良いと言えるでしょう。屋根の塗装の際には業者にどちらのタスペーサーを使うのかを確認し、もし02型を使うということであれば03型に変えてもらえないか相談してみるのもいいと思います。

ただ、単価がそれぞれで違うため単価で選ぶという方法もあります。一般的な住宅ではタスペーサーは1,000個ほど必要とされており、費用は3万円から5万円前後で業者によっても違います。性能の良い03型を使用する方が単価も高くなりますので、予算に合わせてどちらを使うかを考える必要があります。

なぜ01型がないのかが謎ですよね・・・。

まとめ

・タスペーサーは屋根の縁切りに使用される道具です
・基本的にはタスペーサーは03型を使用する
・一般的な住宅ではタスペーサーは1,000個ほど必要とされており、費用は3万円から5万円前後