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サビ止めの種類と特徴、単価、耐久年数

外壁・屋根塗装では下塗りの段階で錆止めが使用されます。文字通りサビを防ぐのが目的となり、外壁塗装においては非常に重要な存在です。錆止めには油性、シアナミド鉛、エボキシ樹脂などの種類があります。

油性

油性のサビ止めは現在もっとも一般的なタイプで、ホームセンターなどでも販売されています。ただ、新築の建物などに使用されることが多く、外壁塗装で使われることはほとんどありません。単価は非常に安く300円/m2ほどになります。

シアナミド鉛

シアナミド鉛はサビに馴染みやすいというのが最大の特徴で、この点から非常に使いやすいサビ止めとして知られています。外壁塗装で使用されるサビ止めもシアナミド鉛であることが多く、高性能でありながら費用の面でもリーズナブルです。単価もごく平均的で、500円/m2くらいです。鉛が人体に害を及ぼす疑いがあるため、最近では使用されなくなってきています。

エボキシ樹脂

エボキシ樹脂は付着力が高く、あらゆる建物に使用することができます。これまではあまり一般的なサビ止めではありませんでしたが、今後は使用されることが多くなるのではないかと考えられています。単価は高性能ということもあり、やや高めで900円/m2くらいです。予算の問題がある場合は使うかどうかを考える必要があります。

耐久年数も性能の良いものの方が長持ちしますので、長く住宅をサビから守りたい場合には、エボキシ樹脂がもっとも優れており、逆に油性は耐久年数の面で不安があるということになります。

まとめ

・エボキシ樹脂が一番使われている
・最近ではシアナミド鉛は使われなくなってきている