1. トップページ
  2. 初めに読む
  3. 延べ床面積から壁の面積を出す計算式

延べ床面積から壁の面積を出す計算式

塗装の費用は塗装する外壁面積と塗料の単価によって決められます。そのため、自分の家の外壁の面積がどのくらいなのかを知っておくと費用をある程度予測することができます。ではどうやって外壁の面積を求めるのかですが、延べ床面積から計算することができます。

具体的な計算式で表すと、「延坪×3.3×係数=外壁の面積」となります。係数は1.2から1.7くらいの範囲と言われていますが、実際には1.2を使うのがいいです。

では実際に例を出してこの計算をしてみましょう。建坪が15坪で、2階建ての住宅を塗装する場合ですが、まずはここから延べ床面積を出すことになります。1階と2階がそれぞれ15坪ということになりますので、それぞれを足して延べ床面積は30坪となります。後は30という数字を計算式にあてはめれば具体的な外壁の面積を求めることができます。

ここでは係数を1.2として計算しますが、そうすると30×3.3×1.2となりますので計算結果は118.8m2です。つまり、外壁の面積は118.8m2になります。この数字は窓などの塗らない部分を省いた数字です

実際に塗装業者が面積を出す場合は、しっかりと図面から計算するか、建物を測ります。また料金設定も違いますので正確な費用を出すことはできませんが、どのくらいの予算が必要になるのかの目安にはなります。特に飛込みで来る業者の中には、外壁の面積を大きく出す業者がいるので、この方法で見破りましょう。

計算と言ってもそれほど難しい計算ではなく、延べ床面積さえわかれば誰でも簡単に求めることができます。業者の方に計算してもらう方法もありますが、事前に自分で調べておきたいという場合には、この計算を利用して外壁の面積を出すようにしましょう。

まとめ

・延坪×3.3×係数=外壁の面積
・業者は図面、実測して面積を出す
・飛込み業者の中には外壁の面積を大きく出す業者もいるので注意